• トレチノインとハイドロキノン
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多くの女性の肌の悩みであるシミ。メイクで隠すことはできてもどうにかして消したいと思うのが普通です。そんな肌トラブルにはトレチノインとハイドロキノンという医薬品が効果的です。具体的にその使用方法とシミについてを詳しく見ていきましょう。

ニキビ治療にはトレチノインが有効

顔にできてしまうニキビはなかなか治療が難しく、体質にもよりますがニキビができやすい人は、いくら自己流のケアを続けたとしても思い通りの肌を手に入れることは大変難しいことです。
ニキビは、医学用語では尋常性痤瘡と書いてじんじょうせいざそうと読みます。

有名な話ですが、ニキビの原因菌はアクネ菌です。アクネ菌は嫌気性の細菌で、ひとの肌の脂腺の奥深くの酸素が届かないところに生息しています。
皮脂をエサにして増殖をするアクネ菌にとって、人の毛穴は絶好のえさ場となっています。
毛穴の中の皮脂を栄養源にしてどんどん増殖を繰り返し、他の要因によって毛穴が詰まっているとその毛穴の中で炎症が起こり、ニキビになります。
これを病気だと思わずに放っておくと、症状がどんどん進行して、進行ニキビになってしまいます。
そうなってしまうと、赤く皮膚が腫れたり、膿が溜まってしまい、あとが残ってしまう場合もあるので注意しなければいけません。
こうならないようにするためにも、効果的な治療をしなくてはいけませんが、思春期の若い世代のニキビとそうでない大人ニキビとでは、毛穴詰まりの原因が異なります。

思春期にできるニキビは、中学生から高校生くらいに多く分泌する性ホルモンの働きによって皮脂の分泌が過剰になり、毛穴を詰まらせてしまいます。
一方で大人ニキビの場合は、乾燥が原因であることが多いです。そのため、大人ニキビは乾燥ニキビともいわれることがあります。
乾燥ニキビとはその名の通り、皮膚が乾燥することによってできるものです。なんとかして乾燥を防ごうとホルモンが分泌され、その結果過剰に皮脂が分泌されてしまうことがあります。

また、年齢や自分のお顔のケアがあっていなければ毛穴が過角化してしまって詰まることもあります。
誰にでもできるニキビですが、これも立派な皮膚の病気に該当するのです。立派な病気であるからこそ、効果的な治療法が存在します。それはトレチノインを使用することです。

トレチノインはニキビに何故効く?

大人ニキビの予防に特に必要なことは、肌のターンオーバーをさせることです。肌を健康に若々しく保つにはビタミンAが注目を集めています。
ビタミンAには、肌の角質層の保水力を高めるはたらきや肌の細胞を保護するはたらきがある貴重な栄養です。特に日本人はビタミンAが不足しているといわれています。
そこで効率よくビタミンAを体に取り込むにはトレチノインが効果的です。トレチノインは古い角質を新しく再生する効果があります。これがターンオーバーです。
それだけではなく、皮脂の過剰な分泌を抑える働きやコラーゲンの生成の働きもあります。それらの効果で肌の角質層が生まれ変わり、炎症を抑え、ニキビができない肌にしてくれるのです。

トレチノインはビタミンA誘導体の一種ですが、日本ではまだ認可されていないので市販では購入できません。
しかし先進国アメリカではニキビの治療のために認可されています。
トレチノインには通常のビタミンAの100倍以上の効果が期待されていて、進行ニキビにも効果があるといわれています。
劇的にターンオーバーが行われるため、使用し始めてから2ヶ月は肌に赤みが出たり炎症のような症状になります。それはターンオーバーが上手くいっている証拠でもあるので2ヶ月ほどは理解と我慢が必要です。

トレチノインは、日本では医師の処方では入手することが可能ですが、まだ市販の認可がされていません。
そのため医師の処方なしに手に入れたい場合には、海外からの直輸入が必要です。
医師の処方の場合は指示されたとおりに使用すれば問題ないのですが、個人輸入の場合にはその濃度に注意しなければいけません。
急に高濃度のものを使えば、最初の好転反応が過剰に発生してしまうので、少しつらい思いをすることもあります。いきなり使いすぎなように気をつけましょう。
トレチノインは好転反応の後には必ず効果が出るので、長年ニキビに悩んでいた人も人生を変えることができるでしょう。